ビジネスを展開するうえで契約は避けては通れません。かつては口頭での契約が大多数だった分野でも、紛争予防のために近年はしっかりと書面を作成するべきとの潮流が見られます。

しかし、実施したいビジネスを的確に表現し、当事者間での認識違いを起こさず、関連する法規制も遵守した契約書を作成することは簡単ではなく、大きく手間もかかります。とはいえ、相手方から提示される書式や、一般に流布する「ひな型」をそのまま用いたり、他の案件の契約書の使い回しは、ビジネスの特質を捉えないピントのずれた契約書となるリスクだけでなく、想定よりも大きな負担を背負い、小さな権限しか得られない契約を知らぬ間に締結させられている事態を招いたり、下請法、消費者契約法などの法規制に違反した契約となってしまい、紛争予防のために締結した契約書がかえって当事者間に紛争の火種を与えてしまうものとなります。

私たちは契約が法律に適合しているかという狭義のリーガルチェックには決してとどまらない、依頼者のビジネスを発展させるためのアドバイスにより、依頼者が円滑かつ継続的にビジネスを行える契約書作成・修正のサポートを行います。もちろん、締結交渉をご依頼いただくことも可能です。

また、依頼者のビジネスにフィットしたひな型の作成、既存のひな型のアップデートも承ります。